タマリバ周辺生息日記@ 主に、ニコタマ

主に、サッカー(川崎フロンターレ、少年サッカー育成、審判)、子育て(長男7歳、次男2歳)、キャンプ、仕事(そろそろ変わる潮目かも)、について幅広く発信していきます。いわゆる37.5歳年代向けのブログを目指します。

[少年サッカー]世田谷区大会 1回戦敗退...

先週末は、長男が所属する地元少年団のサッカーチームが世田谷区大会の1回戦に臨みました。

 

結果は、0-3で敗戦。(前半0-2、後半0-1)

 

春の区大会に引き続き、1回戦敗退となりました。(ただ、春の大会ではその後、1回戦敗退チームによるトーナメント大会において見事準優勝)

 

20人もいる2年生全員に出場機会を与えるのが少年団の方針であるため、前半後半で2チームに分け、その中で交代を回していく戦い方でした。長男は、前半チームの中心選手でもあるため、前半15分間にフル出場。

前半3分頃に、両チームのファーストシュートとなる、ペナ角内側からの(低学年にしては)速くて強いミドルシュートを打った長男を見て、

「今日はイケるんじゃないか」

と期待を抱いたのですが... 

その後は、前線と最終ラインにそれぞれ3人を配置してしっかり幅を持たせた相手チームの、“団子サッカー”からこぼれ出たボールをワイドの選手に拾われてからのカウンター2発にあっさりとやられてしまい、リードを許す、という展開に。

 

長男のチームはまだポジショニングをとるという概念を教えられていないため、個の技術では中心選手レベルでは相手に勝てていても、(なにかのきっかけで)ワイドにボールが出た瞬間に走らされて相手チームの前進スピードについていけず、サッカーというチームスポーツへの初歩的理解力で明らかに負けていた印象を持ちました。

 

感じた課題としては、下記3点。

 

  1. 味方へパスをつける、周りの味方を使う、といった連携がほとんど見られない 
  2. セットプレー(ゴールキックスローイン)のスタートが遅い
  3. ボール非保持の時に、味方と相手の位置を見てどこにいるべきか、や、どう動くか、の判断ができていない

 

 

 

実は3失点とも、GKの基礎を教えていないがための技術ミスであったことから防げた失点だったので、GKの課題(1対1の位置取り、低いボールへの対処)も挙げるべきなのですが、まだそのレベルでもないと思いまして、ほんと基礎的な課題から記しました。

 

次週から早速始まる、1回戦敗退チームによるトーナメント大会にむけてどのような練習を今週末行うのか、は主任コーチの方が考えることになると思うので、自分が練習メニュー作りに関わることはないのですが、思考訓練として、どのような練習が必要なのか、を自宅で今後妄想してみようと思います。

 

それにしても、危機感を持ったのは、“団子サッカー”を既に卒業し始めている他チームがあるという事実。そのようなチームの試合を空き時間に見て勉強しろ、と子供達に言うのは簡単ですが、実際に自分のこと以外に興味を持たない低学年の子にとっては難しいことです。もしサッカー見ることも含めて好きな子がいてまじめに試合を見つめていても、見始めても何が良いのか、自分たちはどうしたらいいのか、まで理解するのは難しいでしょう。そこは、コーチ達が言語化して地道に教えていくしか無いのだろうな、と反省をした次第です。

 

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ここ3~4ヶ月は、子供達の自主性や考える力を良い意味でも、悪い意味でも大事にしてきましたが、言うべき時にはきちんと教えて指示をしてあげたほうがいいのかな、と思いました。教えてあげないことには、彼らの進歩と成長も起こりえず、いつまで経ってもサッカーの仕組みを分かることはできないのですから…

[ラグビー]トップリーグを初めて観に行ってみた

長男が小学校で月1回ラグビーの授業を受けているご縁から、世田谷区スポーツ振興財団さんの招待企画で、家族で初めてジャパンラグビートップリーグを観に行ってきました。

世田谷区に練習場を置く「リコーブラックラムズ」のホームゲーム。対戦相手は、東芝ブレイブルーパス

 

www.top-league.jp

 

 

 


18-19 リーグ戦第2節 リコーブラックラムズ vs 東芝ブレイブルーパス

 

社会人ラグビー時代は「東芝府中」というチーム名で有名で、強豪・名門というイメージがありましたが、現在はどんなチームになっているか正直知識は無し… 会場が駒沢公園オリンピック陸上競技場と、自宅から近いこともあり、家族4人で行ってきました。

 

ラグビー生観戦は、大学時代に母校が大学選手権で優勝して以来だから20年弱振り?くらい。実際に調べてみたら、、、

 

上田昭夫氏が死去 元慶応大ラグビー部監督 (写真=共同) :日本経済新聞

 

2000年1月以来だったので、実に18年振りのことでした。

それにしても、上田昭夫監督、懐かしい…

 

どのくらいの観客数なのか正直読めず、徒歩&バスで行くか、車で行くか直前まで悩みましたが、長男も午前中サッカーの練習試合で疲れているだろうと考え、車で。運良く、15:20過ぎに駐車場に到着した時点で2台待ちくらいで、3分待っただけですんなり入場できました。止めたところがバックスタンド側入口に近い駐車場で、招待対象の自由席はバックスタンド側、受付&チケット引換場所がメインスタンド側、と真逆な動線がイマイチでしたが、いつも行く等々力陸上競技場ほどの広さと大きさでないので、5,6分歩いた程度で受付に到着。

 

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入口前広場の写真は撮り忘れましたが、スターティングメンバーの情報が看板に貼られて発表されていたのが新鮮でした。

 

受付を済ませ応援グッズ(デカい団扇と小さいメガホン)をもらって入場。また、そこから真反対に歩いて戻るわけですが…

 

自由席に到着しましたが、応援団も少なく、家庭的というか牧歌的と言うか、なんとものんびりとした雰囲気(笑)。15:40到着した時には、応援団がコールリーダーのもと応援歌の練習をしてました。コールリーダーを見て、長男共々ビジュアルにビックリ。

 

週明けにあの方の存在が気になり、Twitterで探したら、無事発見↓

 

 

そうこうしているうちに選手入場~キックオフ。

 

そうだ。東芝には、日本代表の元キャプテン、リーチ・マイケルがいるではありませんか!日本代表戦のTV中継見るのが好きな長男も、さすがにリーチ・マイケルを見て興奮。彼のプレーを見れるだけでも来た甲斐があるというもの。

 

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東芝(赤いユニ)の一番手前のNo.6がリーチ・マイケル。ゴッツい肩幅。そして、足が長いっ!

 

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素人目線で見ると、東芝はパスのスムーズさと、バック陣の前進スピードと時々繰り出す中央後方からの突破を軸としたオフェンシブなプレースタイル。対するリコーは、パスで前進するよりかは、粘り強い守備で対抗してファールやラインアウトから得たボールをモールを中心にしてじっくり進んでいく重装な攻撃がスタイル、といった感じでしょうか。

 

特に前半は、東芝の12番、CTBファアウリ選手のスピード突破にリコーのFW陣が手を焼いた印象でした。あと、リコーの攻撃は、FBロビー・ロビンソンが、東芝のスカウティングが効果的だったからなのでしょうか、キックへのプレッシャーが速く強かったため、ロビンソンのキック精度が低く、パントキックを活用し一気に前進するという手をことごとく封じられたように見えました。ただ、東芝もミスが多く、もう22mライン内側まで攻め込むも、ノックオンなどで機会をことごとく逸失。東芝が幸先よく先制するものの、追加点を入れてリコーとの点差を伸ばしていくという流れにはもっていけませんでした。

 

後半に入り、東芝の12番ファアウリ選手に対するリコーのマークと守備ブロックがはまり始め、リコーの攻撃は前半ミスが多かったパントキックの回数を減らしボールの保持時間が長くなり始めました。ここは個人的推測に過ぎないのですが、被保持が長くなったことで東芝の選手の体力と集中力が削がれたのか、東芝ボールのラインアウトも3度ほどリコーがターンオーバーし、さらに保持時間が長くなる、という好循環が回り始め、リコーが逆転できるのでは、というスタジアムの雰囲気が出てきたのは、今回見ていて一番興奮しました。

 

結局、後半35分過ぎてからの、リコーの怒涛のドライブも東芝が選手交代などうまく使った結果、守備で奮闘し、前進しているように見えるリコーが実はジリジリと後退してしまって、焦った結果(たしか記憶では)リコーのノックオンで、最後惜しくもノーサイド負けはしましたが、じつに締まった良い内容のゲームでした。子供達的にはもう少しトライ多いほうが点の動きがあって面白いんでしょうけどね(苦笑)

 

Jリーグや海外含むサッカーを見始め、今年からはSNSで様々な分析記事や投稿を見て、そういう見方で試合を観戦するようになったことから、ラグビーも自然と分析家然とした生意気なスタイルで見てましたが、スタンドの最前列で見ると、選手の動き方を全体的に掴むこともできますし、声もよく聞こえて、勉強になりました。金曜夜に秩父宮ラグビー場で毎節なにかしら試合があるということなので、今年はあと2,3回は試合見に行ってみたいですね。

 

そして、なにより今回行ってみて、実に興味深かったのが、リコーの応援団!

 

コールリーダーのビジュアルとキャラもかなり“タッてます”が、野球の応援とJリーグの応援をミックスさせたような応援スタイルは、試合見てから色々ネット見て知ったのですが、他チームにはないかなり独特のものらしいです(笑)。ロビー・ロビンソンの応援歌が、フロンターレの守田のチャントと元歌が同じだったりして、長男も真似して口ずさんでました。リズムもいいので、試合が終わって週が明けてもトイレ入ったりしたふとした時にあのメロディーが頭の中に浮かんできたりするんですよね。実は中毒性あるかも。

 

あと、最後に。印象的なシーンとして、これは他のスポーツに決して無いな、と思ったのは、敵チームの応援団にも、ノーサイド後に挨拶に来る、というスタイル。リーチ・マイケルが目の前に来て手を振りまくるほど興奮してしまい写真撮るの忘れてしまいましたが、これこそ、ラグビーの「ノーサイド」の考え方=試合が終わったら敵も味方も無くなる、を体現する儀式だなと感動しました。

 

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こういう後味の良さも含めて、トップリーグの良さを体と心で実感した、そんなラグビー観戦記なのでありました。

 

[書評]起業のファイナンス(磯崎哲也)

そもそも会社を設立し事業計画を立てるというのはどういうことなのか、から、企業価値の算出法や資本政策、投資契約に関する基本的なお話、そして、ベンチャーのコーポレート・ガバナンスの成熟プロセスについて、広く全般的に解説している、いわば入門書。

大企業やメガベンチャーにいるとつい「遠くの世界のこと」になってしまいがちなトピックを、易しく説いていて、非常に勉強になりました。

 

 

起業のファイナンス増補改訂版

起業のファイナンス増補改訂版

 

 

読もうとした目的・狙いはなんだったのか?

実は、10月中旬に今いる会社を辞めて、スタートアップに転職することに決めました。

設立まだ3年程度で、でも、資金調達もしっかりしたベンチャーに移るにあたって準備しよう(ちなみに、所属部署は経営企画部門になる予定)、というわけではないのですが、そもそもベンチャーってなぜ資金調達が必要なのか、とかどうやって資本政策作るのか、など基礎的なことを知らなかったので、「起業家のバイブル」とか「ベンチャー企業人の必読書」と言われている本書を読むことにしてみました。

 

 

本書を一言で表すと。

第3章までは企画職に携わっていると新たな気づきは少ないと思われますが、第4章以降は、企業価値の算出の考え方とそれに基づく資本政策の作り方や、ストックオプションのそもそも論と税務上の留意点、普通株式優先株式の違い方&使い分けに関する考え方、さらに投資契約とコーポレート・ガバナンス(取締役、監査役、etc)とまで、とにかく広範囲にわたる内容をこれほど平易に解説してくれるのか、とコスパ高い1冊

 

ただ、逆に、M&A関連の仕事やってたり、スタートアップですでに経営企画にいる人などからすると、物足りないかも。(そんな方には、本書内でしきりに筆者が「起業のエクイティ・ファイナンス」を薦めてます。こちらも年末に読んでみようかと思ってます)

 

 

章立て

序章 なぜ今「ベンチャー」なのか?

第1章 ベンチャーファイナンスの全体像

第2章 会社の始め方

第3章 事業計画の作り方

第4章 企業価値とは何か?

第5章 ストックオプションを活用する

第6章 資本政策の作り方

第7章 投資契約と投資家との交渉

第8章 優先株式のすすめ

第9章 ベンチャーのコーポレート・ガバナンス

おわりに

 

 

感じたこと・気づき

各章で自分が赤線引いた箇所をピックアップし概要をまとめてみました。ほぼ、書き写しみたいになっていますが…(汗) 基礎的知識や概念を幅広に扱っていることもありかなりのボリュームですが、それなりの価格の本なので、実際買うかどうかの参考に役立ててもらえれば、と思います。

 

第1章「ベンチャーファイナンスの全体像」より

ベンチャーはお金を借りるべきではない。金利支払負担が大きいから。

投資家はキャピタルゲインを得るために投資をするが、EXITの方法は大きく分けて3つ。

 1:上場 2:M&A 3:株式売却

‐2013年度時点でVCが1年間に投資する金額=718億円。これは、個人金融資産1600兆円の1/10,000でしかないまだ僅かな規模。ただ、これは少なすぎるというよりも、日本において1社あたり必要な調達額がまだ数億円程度でしかないせい。「イケてるベンチャーの卵」がどんどん出てくる必要有り。

 

第2章「会社の始め方」より

‐資本金は「債権者が資金を回収しやすくするためのバッファ」であり、資本金が大きいほうがいいという考え方は、銀行(債権者)中心社会におけるマインド。ベンチャーは株主中心社会なので、資本金が大きいことで会社や株主の得になることはあまり無い

 ⇒ゆえに、ベンチャー設立時は「なるべく資本金を減らせないか」と考えたほうがよい

‐設立直後の株主構成は大事。エンジェル等から普通株式で出資を募って、社長や安定株主の持株比率が低いと日本では上場が困難になることも。また、EXITできる可能性が小さいと見なされて、投資してもらう可能性自体小さくなってしまうことも。

最もシンプルな方法は、外部投資家の比率を低く、人数もごく少数にしておくこと。

 

第3章「事業計画の作り方」より

‐事業計画の全体構成。

 Executive Summary/会社概要/外部環境/数値計画(損益、資金)/検討している資金調達の概要、資本政策

‐数値計画でよくチェックされるポイントは、「いつ、どのくらい利益が出るか?」「いつ、どのくらいの資金が必要になるか?」

‐資金政策の内訳は、

 EXITをどうするか?/想定している企業価値の根拠/資金調達スキーム/株主構成(資本政策表)

‐どのくらいの目標を掲げればいいのか?

 …上場を目指すと言って投資してもらえるハードルは、5~7年後に10~40億円程度の純利益が出て、上場時の時価総額が300~500億円程度の可能性がある事業

事業計画のツボは、将来の利益/キャッシュフロー企業価値がどれだけ大きくなるか/いつごろEXITできそうか、という点。

‐銀行から借入れる時に作る事業計画は、「そのとおりにはならないかも」では困るが、ベンチャーというのは誰も見たことがないようなことを具体的に形にするのが仕事であるため、周りの人を巻き込もうと、事業計画の合理性だけでなく、そういう未来像が実現すると信じる力(=アニマル・スピリッツ)が根源にあることが必要。

 

第4章「企業価値とは何か?」より

‐「事業価値」=事業用資産の価値から、その事業で発生した負債を差し引いたもの

 「企業価値」=「事業価値」に、事業に使っていない資産も加えたもの

 「株主価値」=「企業価値」から、債権者から借り入れている有利子負債を引いたもの

 ※「株主価値」を株式数で割ったものが「株価」

創業期のベンチャーにおいては、この3つがニアリーイコールであることが多い。

企業価値の評価法

 1:純資産法=企業価値を帳簿上の純資産で評価。会社の「過去」に着目した評価方法であり、未来の可能性で評価すべきベンチャーには適さない。

 2:類似企業比準法=似ている企業・業種を参考に評価。ただし、注意する点が3つ。類似企業があるということは競争が激しいということ/数値に比例するのか?/他社の計数が入手できるかどうか

 3:DCF(Discounted Cash Flow)法=企業に将来入ってくるキャッシュフローを、現在の価値に割り引いたものが企業価値だと考える。DCF法において重要な要素は「割引率(r)」

‐残余価値の考え方。事業計画は3年とか5年で区切って、その先は、一定のペースでキャッシュフローが成長していくと仮定して、「その時点での(つまり未来における)」事業の価値を算出。残余価値は、(1)最終年度のキャッシュフローが大きければ大きいほど、(2)また、割引率と成長率の差が小さければ小さいほど(=割引率が低く、成長率が高いほど)、大きくなる。

 

第5章「ストックオプションを活用する」より

‐日本の所得税法の原則では「モノやサービスをタダで受け取ったら、受け取った時の時価を所得と考えて課税する」。

ストックオプションは例外。「株式が取得できる権利」の課税は、「もらった時」ではなく「権利を行使した時」の時価で考えた所得に対して課税される

‐さらに例外があり、「税制適格ストックオプション」については、付与した時も行使した時も非課税で、売却した時に初めて課税される。

 

第6章「資本政策の作り方」より

創業者はお金が無いことが多いので、創業者の持ち分は一度薄まったら二度と高まることはない

企業価値を高めてくれる投資家なら持ち分が下がっても得とかんがえてよい。外部投資家の出資を受けるということは、その投資家が参加することによって企業価値が高まるかどうかも重要。投資家が一緒になって戦略を考えたり人材や取引先を紹介してくれたり、一緒になって企業価値を上げる努力をしてくれて実際に何倍も上昇するということになれば投資してもらったほうが良い。

 

第7章「投資契約と投資家との交渉」より

‐投資を受けるまでのプロセス

 NDA締結 → タームシート締結 → デューデリ → 投資契約締結 → 投資実行

‐タームシート=どの程度の金額を投資して何%の持分が欲しいのか、どんな内容の投資契約が結ばれるのかについて、あらかじめ確認して進めるために書面におとしたもの。

投資契約の内容例

 募集内容/表明・保証/取締役の指名/上場等の努力義務/株式の買取条項

 その他に、先買権、拒否権、優先引受権、共同売却権 なども盛り込まれる。

 

第8章「優先株式のすすめ」より

‐「異なる種類の株式」の定める内容の内、優先株式に関わるものは以下の4項目

残余財産の分配を受ける権利清算時に、債権者に債務を支払った残りの財産をどうするかについての権利

会社による取得条項(コールオプション)=EXIT時に、会社が取得条項を使って優先株式を取得し、代わりに普通株式を交付する

種類株主総会での決議事項=拒否権。この優先株式を持つ投資家は、創業者等が2/3以上株式を保有しているような場合でも、合併や事業譲渡などを使った買収を阻止できる。

役員の選任権

‐EXIT時に、創業者だけが儲かり、投資家が儲からないケースになるのを防ぐため、残余財産分配権に優先権を付けたり、「取得条項による普通株式への転換比率の調整」の条項が付いた優先株式で投資をする方法が考えられるケースも。

 

第9章「ベンチャーのコーポレート・ガバナンス」より

‐経営者と株主の利害が食い違う場合に「経営者が実行したいかどうか?」ではなく、「企業価値を高めるかどうか」で企業が行動するようにもっていくことがコーポレート・ガバナンス。

アメリカは、取締役会=「プチ株主総会」。取締役を、経営者から1名、投資家から1名、両者合意でもう1名、という構成にし、機密情報を少数名に開示しながらスピーディーに経営を進める。取締役会への権限委譲が進んでいる。

‐日本では、経営者のプロが少ないことも有り、従来のベンチャーのコーポレート・ガバナンスの形態は、

「取締役会非設置会社」 → 「取締役会+監査役」 → 「取締役会+監査役会」 と発展。

今後は社外取締役が2名以上確保できるならば、

「取締役会非設置会社」 → 「監査等委員会設置会社」 または、

「取締役会非設置会社」 → 「監査等委員会設置会社」 → 「指名委員会等設置会社」

といった発展の仕方が起きうるかも。

‐取締役会非設置会社…取締役会を設置せず社長ないし合計2~3名程度の取締役で意思決定。取締役ミーティング。(日本では、取締役会を設置すると、監査役会や監査等委員会を設置しなければならず、重たくなるので。)

‐取締役設置会社&監査役設置会社…昔の商法時代からの中小企業の標準的パターン。

監査役会設置会社会社法上の大会社になると、監査役会の設置が必須。監査役会は1名以上の常勤監査役が必要、また、半数以上は社外監査役。この人材確保が難しい。

‐指名委員会等設置会社…監査役会を置かず、取締役だけでガバナンス。取締役によって「指名」「報酬」「監査」の3委員会を置く。かつ、各委員会メンバーの過半数社外取締役代表取締役はなく、代表執行役。

‐監査等委員会設置会社…監査委員会だけのバージョン。委員の人選・報酬は、株主総会にて他の取締役と区別して決定。

 

自分の気づきに関する記載は一切無し、ですね(苦笑)。

読む人の置かれている環境や、会社の成長ステージによって、業務上参考になるところと、そうでなくて単純に知識としてインプットしておくところ、が分かれると思います。私は、スタートアップに移る前なので、4章(企業価値)、5章(ストックオプション)と9章(コーポレート・ガバナンス)がすぐに身近なものとして必要性が高いと考え、興味深く読み進めました。これが、実際に入社後に経営企画部内でファイナンスに関わる機会に触れられるのであれば、6章(資本政策)、7章(投資契約)および8章(優先株式)をまた読み返すでしょうし、ひょっとしたら磯崎哲也氏の別著「起業のエクイティ・ファイナンス」も買う気が起きてくるのかもしれません。

 

第4章の企業価値については、DCF法の概念が解説されていますが、移る予定のスタートアップ企業が実際にどうやって価値算出されたかは、入社後に聞いたり調べてみたりしたいですね。そのプロセスを通じて、後追い的にDCF法の使われ方を学習できるのではないかと勝手に妄想しています。

第5章のストックオプションは税務に関する基礎知識や懸念点など、結構マニアックに解説されています。私は今、勤務する会社のストックオプションの未行使分を全て行使申請しようと毎日株価をチェックしてますが、所得税に絡む部分は、家計を預かる妻への説明に向けた知識整備としても必要なので、この章は本当助けられました(笑)。これが創業者・経営者側の視点で読むと、また読み方や感じ方も変わってくるのだろうと思います。

 

 

明日からのToDo

特にこれを読んで明日から◯◯をやってみよう!という気持ちになるものは無いのですが(汗)、次のスタートアップに移ったら、この本に立ち返って知識を再確認するような仕事にも是非取り組んでみたいと思います。(予定としては、事業開発・アライアンス担当なので。。)

 

というわけでは、本書は、起業したい人向けにも映る解説書兼入門書、というのがメインなターゲットかとは思いますが、スタートアップ企業の企画職に携わる(予定の)方々にとっても、企業の成長戦略をどのように描いていくかという仕組みを概念的に学べる機会を持てる良書だと思います。前述の各章概要を見て、興味がわいたら是非読んでみて下さい。

 

 

 

[書評]学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)

本日の書評は、あの著名な精神科医の樺沢紫苑先生の新作。

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

 

読もうとした目的・狙いはなんだったのか?

読書や勉強は好きなのに、読んだこと・覚えたことはその後頭に定着せず、

仕事に活かせていないというのは、私だけでなく多くの人が感じる悩みなので

はないでしょうか。

 

生産性を高めるための仕事術に関する本を読んだのに、では生産性が高まり

成果が出始めた、、かというとそうでもない...

 

リーダーシップやコミュニケーションに関する本を読んで次の日からチーム運営

や組織管理のパフォーマンスが上がり始めた、、と思ったら、今でも部下や

周りの人とのコラボは苦労ばかり...

 

なんて思いは誰でも抱くはず。

 

読んだこと・学んだことを積極的に仕事や生活に活かすことで、それが血となり

肉となって自分のスキルが上がっていく、のは頭でわかっていながらも、どうすれば

いいのか分からない。いい方法がなにか無いものか。

 

そんな悩みを少しでも助けるてだてになるのが、この本に託した思いでした。

「読んだら忘れない読書術」で有名な精神科医にしてベストセラー作家の樺沢紫苑氏の

アウトプットの方法論を集めに集めまくった1冊。

 

日常になにか変化を起こせるのでは、と期待して手にとりました。

 

 

本書を一言で表すと。

 

「書く」「声に出す」を活用して「運動性記憶」として、かつ、インプットから

2週間で3回以上アウトプットすることで、「長期記憶」としても残るという

原則に基づいて、さまざまなアウトプット手法、見開き2~4ページで1トピック

ずつを紹介したノウハウ本。

 

です。

 

基本原則は、いたってシンプル。

上記に加え、「フィードバック」を受けることで、成果をさらに成長につなげよう

というこのサイクル。

それに則って、ただひたすら様々な方法が紹介されるという構成。

 

 

章立て

CHAPTER1        アウトプットの基本法則 (RULES)

CHAPTER2        化学に裏付けられた、伝わる話し方 (TALK

CHAPTER3        能力を最大限に引き出す書き方 (WRITE)

CHAPTER4        圧倒的に結果を出す人の行動力 (DO)

CHAPTER5        アウトプット力を高める7つのトレーニング法 (TRAINING)

 

CHAPTER4までで、計80ものトピックが語られます。

プラス、

CHAPTER5で7つのトレーニング方法が紹介されています。

 

構成もわかりやすく、シンプル。ただ、途中若干飽きが来ます(笑)。

やはりところどころで、内容が反復されるんですよね。

ま、その分、反復や強調されるところは、それだけ脳に定着もされやすい

のですが。

 

 

感じたこと・気づき

以下、感じたことや気付きをいくつか挙げます。

 

基本法

これは前述のとおりで、プラスして、

インプット:アウトプットの黄金比は、3:7 という点が非常に重要。

振り返ってみると、自分はこれが真逆どころか、8:2くらいだったのではないか、

と。意識を根底から変える必要を感じました。

 

あと、フィードバックは、人からアドバイス等もらう以外にも、

「なぜ?」と気づけどう解決していくのか考えるのも重要になります。

そして、長所を伸ばすのかor短所を克服するのか、といった視点を持つことも。

 

②まずは「話す」ことから

一番簡単なアウトプットは、やはり「話す」ことです。

ポイントは、自分の「意見」や「気づき」を加えること。

あと、雑談も効果的なのですが、回数や頻度を多くして、そのことで定着や

フィードバックを狙うというのが良いようです。

 

③「質問する」も大事なアウトプット

興味深かったアプローチは他人にではなく、「自分に質問する」方法。

そうすことで脳が活性化し、必要な情報を集めてきてくれるそうです。

それを応用した方法が、インプットする前にその目的や狙いが何なのか?を

自分に質問して学びの効率をアップさせる手法。

このことで「選択的注意」が発動されるそうです。

 

④「書く」ことの大事さ

アウトプット効果を高めるためになぜ「書く」ことがいいのか。

それはRAS(脳幹網様体賦活系)が刺激されるから。

また、できればタイピングよりも「手書き」で。学習効果高めるのは「手書き」。

 

すぐ書き出すことは「脳のトレイを空にする」ことにつながり、

インプットとアウトプットのサイクルを回すことにつながるので重要だそうです。

ここはつまり、人間の脳はPCのメモリみたいに保存に限界値があるので、

(しかも凄い低い…)少なく覚えては、すぐ紙に書き出してメモリを空にさせつつ

記憶定着をはかる必要があるということ。

なにかを学んだり気づいたことがあったらメモる習慣は今後身につけたい。

 

なお、速く書くコツは(1)時間を決めて書く、(2)構成を考えてから書く。

まず30点の完成度でよい。

「まず、完成」:「直し、ブラッシュアップ」にかける時間の比率=5:5。

特に、ブログや原稿などのアウトプットはこれを意識する必要がありますね。

「まず、完成」は頭でわかっていながらも、実際作り始めると完璧を目指し

ちゃったりするんですよね(苦笑)。

「直し、ブラッシュアップ」に意識を向けることでここは徹底できるかも。

 

その他にも、自分のつらさ・苦しさ・悩みを紙に書き出し自分の心のうちを

表現することで癒し効果を得られる、といったデトックス的利用法も納得感

がありました。

 

⑤「ひらめく」のは実はぼぉーっとしているとき

「創造性の4B」…Bathroom、Bus(乗り物、移動中)、Bed、Bar

これは昔からよく言われている、ひらめきやすい場所やシチュエーションを

英語頭文字を取ってコンセプト化したもの。

 

少し衝撃的だった指摘は、

ぼぉーっとしているのがもったいないと思い暇な時間にスマホをいじりTVを

見るのは、逆に脳を絶えず使い続けることになり、脳を疲れさせ、働きを退化

させる原因になりうる、ということ。

 

この点については、まずは週末自宅にいるときから意識しようと思います。

 

そして、準備→孵化→ひらめき→検証のプロセスを意識して、

インプットしたらひらめきが来るのをぼぉーっと待つ。

 

⑥目標実現のためにも「書く」

そして、毎日目標を見返す。

公言する。また、定期的にフィードバックする。

 

⑦企画書を書くコツ

(1)アイデア出しの基本は、アナログからデジタルへ。まずは「紙に手で書く」

(2)思いついたらとりあえずコンセプトを形に残しておく。そして1-2ヶ月寝かす

 ストックを準備しておくことが重要

(3)普段から企画のネタを集めておく

(4)プチマーケティング。小規模でいいから実行してみる。セミナーやブログ、等

 

ここは、(4)の部分が自分にとっては斬新でしたね。こうすることで、フィード

バックが得られ、アウトプットの精度を上げることができる、というわけです。

ほぼ無料でできることですし、失敗を恐れる必要もありません。こういう考え方

は即実践するにつきます。

 

⑧最強のアウトプットは「教える」

教えると、自分の理解度や不十分な点が明確になる。次に教えるまで、また

インプットをやり直して、そこを補強する。その繰り返し。

 

⑨決断で悩んだら「ワクワクする」ほう、「最初に思いついた」ほうを選ぶ

ワクワク=ドーパミンが出て脳のパフォーマンスが上がる。

本能から出てくる考えのほうが、大きい。

 

⑩日々の生活改善に、アウトプットを高めるためのTipsを取り込む

・睡眠は7時間以上

・1回1時間×週2回の有酸素運動で脳の神経細胞の新生が促進される

・15分の「スキマ時間」を活用する

・1分深呼吸法で怒りをコントロール

 (5秒息吸う→10秒で吐く→もう5秒吐ききる ×3セット)

 

 

明日からのToDo

まとめの最後の方は、少々殴り書きに近くなってしまいましたが、とにかく

有用なヒントがあまりにも多すぎて、書評を書いていて、消化できるか心配に

なってしまうくらいです。

 

ただ読み返してみると、実は1つ1つは難易度は高くなく、どれも頭でわかって

いることばかりなのです。要はやるかやらないか。

 

私は本書を読み始めながら、まずは、と思い立ちブログを始めてみたので、

その他のTipsをどんどん実践していきたいと思います。

その中で、まず9月までに習慣化させたいことは、

 

 ・週1冊のペースでの書評のアウトプット

 ・企画書を紙に手で書く。1日1ネタはハードなので、隔日1ネタ。

 

の2点です。まずはここから意識していきたいと思います。

 

そして、10月入ったら、また本書と本ブログを読み返して、上記2点の習慣化

がどれくらい定着しているか、を自己評価して投稿したいと思います。

 

 

書いてある内容は、前述の通り知的レベルが高いものではないのですが、

自分の背中を押してくれる何かを期待したい、とか、様々なTipsを忘れた

場合にすぐ読み返せるようにしておきたい、といった方々に本書を強くオススメ

します。是非読んでみてください。

 

 

 

[書評]一流の育て方(ムーギー・キム&ミセス・パンプキン)

偶然にも、書評が2冊続いて、ムーギー・キム氏の著書に。(笑)

別に回し者ではございません…

 

一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

 

一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

 

 

読もうとした目的・狙いはなんだったのか?

習いごとが増え始めた小2の長男を見るにつけ、これからどのように子供に接し、

どのように教育としつけを行い、勉強する姿に寄り添っていくか、なにかヒント

になるものが得られれば、と思い手にとってみました。

 

今の私のスタンスは、

 教育 → 妻の専権事項と捉え、基本的には口を出さない。

      ただ、料理や二男の世話で妻が勉強のサポートできない時には、

      代わって隣に座ることも。でも、基本的にはヒントは出さず、

      ゆっくりテキストや問題を読ませて、自分で落ち着いて理解できるように

      サポートに徹する。

      そもそも父からのサポートを拒否するときは、放置する(手伝わない)。

 

 しつけ → 世の中の常識やマナーは徹底を。ただ、できてない時に、たまに

       高圧的に怒鳴るのは、個人的には反省点。もっとよい伝え方があれば。

 

 スポーツ → 土日の地元少年クラブの練習には親子揃ってドップリと。

        なぜなら、私もパパさんコーチとして手伝っているから。

        ただ、自宅の個人練習などは、できるだけ矯正しないスタンス。

 

といった感じで、深く首を突っ込むことはせず、できるだけ自主性を尊重する

スタンスできていると思います。

 

ただ反省なのは、叱り方がうまくできているか、感情的な言い回しに時々なって

しまうのが子供にとっていいことなのか、というのは気になっていたところで、

そのあたりの解が本書に載っているのを期待してました。

 

 

目次・章立てについて

第1章 「主体性」を最大限に伸ばす

第2章   「視野」を広げ、転職に導く

第3章   やり抜く力「グリッド」を育む

第4章   一流の「コミュニケーション能力」を磨く

第5章   これで自分から「勉強」するようになる

第6章   「勉強以外の勉強」をさせる

第7章 「無償の愛情」を感じさせる

 

感じたこと・気づき

全体を通じて大事な点だなと感じるのは、

 ・主体性を子供に持たせる。習いごとが分かりやすい例。

  やっぱり好きじゃないもの、はまらないものは長続きしないし、そもそも技術は

  大成していかない。目標の設定もしかり。

 ・とはいえ、自分は何が好きか、何に才能があるか、何が誰にも負けないのか、

  などは親の目線で客観的に伝えて、気づかせることで、できるだけ良い道筋を

  つけてあげるサポートが必要。

 ・習慣づけさせたいこと → 読書。学習。失敗に対する内省・自省。

 ・親が習慣づけたいこと

   → 一緒に勉強する姿勢(親自身が勉強環境に身を置くことで、なぜ勉強が

     必要か、を子に分からしめる)

   → “親には何でも話せる"という信頼関係を早くから築く。そのために、

     子供に対して権威的に振る舞わず、子供の世界を理解しようとする

     柔軟な姿勢をもつ。

  ・いかに「やり抜く力」(俗に言うGRIT)を身につけさせるか。

   → ほめる。単にほめるだけでなく「良い期待」を伝える

     ミスは叱らず一緒になって、原因や解決策を考えていく

   → 良い褒め方=具体的に何がよかったかをほめる。

     さらなる努力を引き出し、難しいことに挑戦させるような伝え方が良い。

 ・強制させないためにも、動機づけが大事。時には、社会において学歴が重要さを

  持つという事実を子に教えてあげることも必要。

 ・勉強以外の勉強、も大事。特にしつけ。

  具体的には、自制心・礼儀・他人への接し方

 ・親の会話の知的レベルが、子供のそれを決定する。

  ゆえに、親同士で喧嘩や悪口はNG。差別意識や人間不信などが子に

  刷り込まれる危険も。

 

 ・最後に、子育てで最も大切なのは、無償の愛をそぞくこと。言動と行動の両方で。

 

 

明日からのToDo

あとがきに書かれていることが全てかな、と納得。

(最後に簡単にまとめられているから、それ読みさえすればいいじゃないか、というツッコミは覚悟で。笑)

 

子どもがにこにこ笑っていて、読書好きで、自分が好きなことと得意なことをわかっていて、感謝する習慣を持っていて、他人の考えを聞く力があり、好きなことに打ち込んでいたら、その子育てに間違いはない

 

とにかく、気付きの多い1冊でした。

 

ほめるや、自主性に任せる、というのはできていたような気がするものの、

細部ではまだできていない部分があると感じました。

特に、ほめかたに関して、さらなる努力と挑戦を引き出し難しいことに挑戦できる

ような伝え方をするのは、簡単なようで難しいです。

さらなる挑戦や目標を設定する時に、得てして親のエゴで、親が設定してしまうケースがあるように感じるからです。

 

子どもは大概安パイな目標で済ますもの(笑)。

そこで、親としては、さらなる高みを目指すようなモチベーティングと動機付けが

求められるのですが、そこはまだまだ改善が必要そうです。

 

今はまだいろんなことに挑戦したり、習いごとをしている時期なので、

本人がやりたいこと、得意なこと、他の誰にも負けないこと、

というのは見つけきれていないと思いますが、1,2年後には親の目線からも

客観的に見つつ、本人の思いと掛け合わせながら、

自分はこれを突き詰めていきたい、と思ってくれるような解を

一緒に見つけていければと思います。

 

あと、子どもの横で親が学習している姿勢を見せることが大事、

との指摘もあったので、

今週末からさっそく、子どもの勉強中のスマホいじりはやめて、

本を読む、英語の勉強をする、などに変えようと決心しました。

 

 

とにかく気付きのおおい1冊なので、(一方ですでに実践済みなことも多いですが)

30~40代で、特に幼稚園~小学生中学年程度のお子さんをお持ちの方には

お薦めの本です。是非読んでみてください。

[育児]2018年夏休み第1弾を思い起こし ~1日目@科学技術館(の予定が...)~

今年の夏休みは(大きいのが)2回ありました。

第1弾・・・7/28(土)~8/5(日)の9連休

第2弾・・・8/18(土)~8/21(火)の4連休

 

(プラス、休む予定のなかった8/13~15も、上司の「休んじゃいなYO!」のひとこえで急遽休むことに。ただ、妻と子はその間妻の実家へお泊りにつき、独身を満喫してました。笑)

 

主な目的は、それぞれ

第1弾→6年ぶりのハワイ旅行!(次男が8月に2歳を迎えるため航空運賃がかからぬうちに。)

第2弾→毎年恒例の、軽井沢旅行!(妻の実家主催による、3世代3世帯11人旅行)

です。

 

というわけで、第1弾初日の7/28(土)はハワイ旅行準備のパッキングに妻に専念してもらうべく、長男次男を連れ出し、出かけることに。

長男の希望により、科学技術館へGO!

ただ、、車で自宅を出発したのが10時過ぎと出遅れてしまったため、

現地に着いたら、駐車場がいっぱい!

日本武道館の駐車場に向かっても、空手大会のため入場不可…(涙)

 

さぁ、こまった。。。

 

長男にお出かけを諦めさせようかと、自宅に引き返すことも考えたのですが、

ふと、そこで妙案が閃き、

 

(そうだ、JFA日本サッカーミュージアム、近くていいんじゃないか!?)

 

と天使のささやきが脳内をめぐり、長男に提案。

サッカー少年の長男、もちろん快諾。

 

ということで、科学技術館を離れ、車で10分のところにある

日本サッカーミュージアムに到着!

 

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(早速、ロシアワールドカップ公式球のモニュメントでたわむれるふたり)

 

この施設は、1階~地下2階までの3フロアで構成されており、

1階 → ほぼ入り口スペースのみ。テレビが3台ほどあり、W杯のゲームを流していた。無料

 

地下1階 → Jリーグコーナーとアディダスショップと、サッカー殿堂で構成。ここまでが無料。展示物は正直ショボい(苦笑)

ちなみに、サッカーボードゲームが2台あり、子供達は30分はここで遊んでたかもw


2018.07.28@JFA日本サッカーミュージアム

 

 

そして、地下2階 → 有料エリア。日韓W杯の特別展示や、ロシアW杯の日本代表のユニフォーム&サイン、いろんな写真など、展示は豊富。

 

特に地下2階は、サッカーファンなら2,3時間居ても飽きません。

なんといっても、ここで是非写真を撮りたいスポットがこちら↓

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そう、日韓W杯の日本代表イレブンの円陣に加われる、というマネキンエリアが!

当時のキャプテン宮本恒靖のフェイスガードまで再現する、というのが

往年の代表ファンにはたまりません!

 

このエリアにある、日韓W杯の展示物は、写真や映像を見るたびに思わず

「懐かしい!」

を連呼してしまうものばかり。あの大会でGL突破したから、今につながっていると言っても決して言い過ぎではないです。

 

その他には、ヒーローインタビューを真似できるゾーンとか。 

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 狙って撮ったわけではないのに、こんなドリフ漫才みたいな、お約束芸をやるところに、この兄弟のポテンシャルを感じます。笑

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 ロシアW杯の応援特別企画みたいなものもあって、応援メッセージカードを思い思いに書いて、ピッチをあしらった台の芝と芝の間にそれを立てかけるところがありました。

長男に「好きなことを書いてカードを飾れるよ」

と伝えたら、、、こんな、なんともポエムな言葉を!(焦)

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 「サッカーはいつものことだ」

 

一瞬、アーティスティックなものを感じるものの、正直、意味不明です(笑)。

しかも、よりによって「半端ないって!」と書いたカードのすぐ隣に置く、というところも計算ずくなのか??

 

その後も、有料エリアを満喫。(クーラーが効いてて涼しいので、余計快適に過ごしてしまう。。)

 

日韓W杯の優勝トロフィーのレプリカを高々と… (はかかげられなくて、笑、しっかり固定されているので、もちあげるフリを撮影)

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 いつか長男にも、どんな小さなものでもいいからトロフィーを高く掲げる機会に恵まれて欲しい...

 

SAMURAI BLUEのユニフォームとサイン飾っているエリア。

唯一フロンターレから選ばれた大島のユニの前で。

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 全部見回った後、またサッカーボードゲームをやり始める息子たち。

でしたが、無限ループに入りそうだったので、10分そこそこで切り上げ、帰ることに。

(お腹減ったぁ...)

 

ミュージアム前で記念撮影!

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展示物もそこそこ豊富で、入館料は大人500円、小学生300円とかなりリーズナブルなので、なかなかのオススメです。

ちなみに、長男は選手として、私は審判としてJFAに登録されているので、それぞれ100円割引となり、さらにリーズナブル。

 

是非、天気が悪いときやネタ切れのときなどのお出かけに、使ってみてください!

 

 

 

 

 

 

[書評]最強の生産性革命(竹中平蔵&ムーギー・キム)

今日からブログを始めます。

読書メモや、サッカーのこと、プライベート(主に子育てと少年サッカー)、諸々とりとめも無く書いて、まずは書く力を洗練させたいと考えてます。

 

1発目は、読書メモから。

最強の生産性革命 時代遅れのルールにしばられない38の教訓

 

 

  

読もうとした目的・狙いはなんだったのか?

題名からして、グローバル・エリートとして既に超有名のムーギー・キム氏から、

「これこそがあなたの市場価値を高める生産性アップのTIPS集!」

が惜しみなく出されるといった趣きかと期待して、手にとってみました。

 

ずばり、この本をひとことで言うと…

ムーギー・キム氏と、彼の大学時代の恩師にあたる竹中平蔵氏の、まさに「炎上師弟コンビ」が対談形式で繰り広げる、

日本(の会社・政治・諸制度・習慣)のこんなところおかしいでしょっ、

とツッコミ、斬り込みまくる、かなりライトな対談本。

でも、ところどころ、政治や社会の闇にまでつっこんでいて、そういう闇も日本にはまだまだあるのね、と深く考えさせられる部分も2割ほどある、ちょっとハード感もバランスよくちりばめられているビジネス書

 

というところです。

要は、期待を裏切られて6割残念(苦笑)、4割良いサプライズ、という感じです。

 

目次・章立てについて

第1章 働き方の生産性革命を起こそう

第2章 最強のリーダーシップ ~安倍・小泉・小池の比較で見えた、信望を集める人の特長~

第3章 高齢化社会2.0を生きる ~生産性の高い高齢化社会のありかた~

第4章 日本の生産性を押し下げる七大レガシーへの処方箋

第5章 「民主主義」の生産性を高めるために ~「変わらない政治」の戦犯は誰か?~

第6章 時代遅れの規制を変えよう ~新規参入を阻む既得権益構造~

 

章末にまとめ、と、ミニ放談があり、ここだけで、およそ全てのポイントは要約されていて把握できる構成。

 

最も印象にのこったところ

生産性革命、とは結局関係のないポイントなのですが、第2章で、竹中平蔵氏が仕えた多くの政治家のリーダーシップ像考察が非常に興味深かったです。

小泉元首相は、有名な話ですが、話の本質だけを切り取って聞いたり、実行する把握力・実行力・突破力。また、意外だったのが、茶目っ気と配慮。

小池都知事に欠けているのは、パッション。

そして、安倍首相の強みは、包容力。とくに、自分と意見が異なっても自分の味方になってくれそうな人までも包容する力量。

 

小泉さん・安倍さんに共通するのが、ブレない、というところ。

リーダーは中途半端な選択をしてはダメ、という竹中氏の主張はごくごく当たり前のことに聞こえるのですが、これを実践するというは難しく、シンプルながらも心に刺さりました。メンバーを引っ張る、組織を束ねる者としては、これからも心にきちんととどめておきたい、そんな第2章のお二人の対談内容でした。

 

 

各章ごとに印象深かった点

 ざっくりですが、以下、各章で印象にのこった点をさらさらと綴ってみます。

第1章

 ・「大企業で正社員」という働き方、信仰が時代遅れになっていく

 ・資生堂名誉会長福原氏の言葉「ハイフニストを目指せ」

  最低2つの肩書や専門性を持ちそれをハイフンでつなぐような働き方。

 ・好きな仕事をいくつもやる。パラレルキャリア。

 

第3章

 ・高齢者の貧富差拡大が今後起こっていく。縮小するためには「リカレント(反復)教育」

 ・生産性を高め、健康寿命を延ばすには、野菜と1日1時間の散歩

 ・メディアで喧伝される健康商品には騙されるな

 

第4章

 ・メディアに翻弄されないためには、自身のリテラシーを上げる努力も必要。

  特に、経済と金融。→現代版「学問のすすめ

 

第5章

 ・「政策通」大臣とメディアで評される政治家は、実は、官僚の言うことをよく聞く、官僚にとって都合のいいだけの大臣

 

第6章

 ・規制緩和に真っ先に着手すべきは、農業

 ・対面にこだわるのも、日本の規制緩和が進まない要因の1つ。ここを切り崩すには、政府のつよいリーダーシップが必要。インドの、インフォシスCEOの例が好例。

 

読んで日々心がけたい・取り組みたい、と思ったこと

振り返ってみると、内容としてはよく耳にする内容が比較的多く、時に、竹中氏ならではの、竹中氏しか知りえないようなトピックがちりばめられている、といった感じで貴重な気づきがたくさん得られた、というわけではなかったです。

でも、こういうあたりまえのことが日々できるようになると、個人としても、組織としても、そして国としても発展し、力がついていくのだろうなぁ、と思えますし、まずは個人からコツコツとがんばりましょう、という気にもなってきます。

この本に書かれていることが、日々の生活から自身の頭で不思議に思って、指摘・批判できるような目線とレベルになるよう、常に問題意識を持っていこうと改めて思った、そんな読書体験でした。